TAKE & SONS/Heather Cotton Short Logger Jacket

Heavy Dutyという言葉には「丈夫な」という一言では説明しきれない先達たちの意識や生活感が背景にある。TAKE & SONSはHeavy Duty Wearの本質的な部分に「本当の美意識」が宿ると考えているブランドです。その本質的要素を現代の空気感で表現し、躍動感を感じていただける服作りをTAKE & SONSは心掛けています。文化服装学院を卒業後、フランス、パリへ渡りモデリストとして数々のメゾンを渡り歩く中で当時担当したコートドレスがVOGUEに掲載される等ウィメンズのモード界を牽引するパリでの経験を活かし、帰国後、本格的なメンズテーラードの世界での修業を重ね２０１６年より自身のブランドをスタート。趣味の域を超えた本格的なハンティングを楽しむ中でインスパイアされるヘビーデューティーなウェアをベースにしつつも自身の経験から生まれる曲線美を感じるコレクションを展開しています。

山のワークウェアとして元々ドイツの森林作業員に支給されていたロガージャケットをベースにしたHeather Cotton Short Logger Jacket。尾州に現存する貴重なションヘル織機を用いたグレンチェックはウールの様な立体感のある温もり豊かな表情をし、しなやかで膨らみのある心地良いコットン素材です。肌への当たりがとても良く、無骨さも和らいだとても良い風合いです。撥水性のあるパラフィン加工を施したコットンキャンバスのアンブレラヨークは雨が染み込まない様に二重構造、前見頃のヨークは胸ポケットのフラップを兼用。やや高めの両ウエストポケットはハンドウォームとしても使用可能で小分けが出来る内ポケットを配置しています。着脱し易い袖裏や椰子の木のボタンと強度の高い力ボタン、襟裏に隠せるスロートタブ付きのコーデュロイ襟、袖口は必要に応じてスナップでアジャスト可能な仕様になっています。裏地もコットンを用いしっかりと裏打ちをする事で性能やギアとしての強度を高めますが、この様な縫製工程を複雑化させる仕立ては一般的では無く、TAKE & SONSだからこその徹底的に作り込まれたジャケットです。長年の着用で経年変化も楽しんで頂けます。本来着丈の長いジャケットをショート丈にアレンジする事でサイズバランスの良いシルエットに仕上がっています。２でMサイズ、３でLサイズぐらいの目安です。サイズ等ご不明な点はお気軽にお問合せ下さいませ。

１８０ｃｍ、７０ｋｇで３を着用。

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